先生の幸せ研究所の澤田です。
オンライン会議システム活用が一気に進んでいるのを聞くにつけ、コロナウィルスの影響(ピンチ)を少しでもチャンス(オンライン会議の活用拡大)に変えられるといいなと思っています。
移動時間も交通費もかからずに本当に便利ですので、学校現場でももっと活用できることを知っていただきたくご紹介します。
<記事目次>
①オンライン会議室システムの可能性について
②オンライン校内研修の実際
①オンライン会議室システムの可能性について
先生の幸せ研究所ではオンライン会議システムを日ごろ、何に使っているかというと、
・学校や教育委員会とコンサルタントをつないで働き方改革の打ち合わせやヒアリング
・校内とコンサルタントをつないで校内研修やワークショップ
・大規模の会場を複数つないで中継してフォーラム
・インタビュー取材
・タイムマネジメント個人コンサル
などです。
新型コロナウィルスの影響で卒業式にオンラインで参加できるようにした学校もあるそうで、素晴らしいですね!
教育長の新年度挨拶を教育センターと教育長をつないでやった自治体もありました。
色々試してみる学校や自治体が出てくるといいなと思います。
2年くらい前に支援した学校では、教員が我が子のインフルエンザなどでどうしても自宅にいなければいけない時に
教室と教員宅をつなぐことを考えましたが、その後どうなったかなあ~!
(そうしないと、学校は人が少ないので高熱の我が子を家に置いて仕事に行かざるを得ない状況があり・・。今回はこれは深堀しませんが。)
他にも可能性としては
・保護者会
・教員の各自宅からオンライン研修
・個人面談、三者面談
・授業参観、入学説明会、PTA総会
・飲み会
と、大きな可能性があります。
すでにやっている学校はぜひ教えてください!
(という記事をフェイスブックで書いたところ、N高の先生からすでにこんなことをしています、という情報をいただきました!
N高だから・・・で済ませてしまうのか、自分たちにも学べるところがあると思って探すのかで未来は分かれると思うので、ここで紹介させていただきますね!
新入生説明会、生徒との面談、保護者会、生徒との個人面談、三者面談(基本的にはオフラインで行っていますが、保護者様のお仕事の都合や保護者様が海外にいらっしゃるなどの事情の際)、入学説明会、卒業生を送る会をオンラインでされているそうです。
情報をお寄せいただいた先生、本当にありがとうございます!)
移動時間がかからないのは本当に便利で、
例えば9時からオンライン会議で、その後の10時から外で用事があるとしたら、9時からのオンライン会議は外に移動しておいてカフェや車の中から参加できます。
移動中でも参加できるので、
電車で移動しながら耳だけ参加して、言いたいことはチャットで、ということも。
Googleドキュメントを共有すれば、議事録にみんなで書き込みながらも可能!
②オンライン校内研修の実際
2019年度に澤田がオンラインで講師をつとめた校内研修の様子をご紹介します。
◆概要
校内参加者:岡山県立某高校教員 約20名
場所:校内会議室(岡山) 講師はオフィス(大阪・岐阜)
担当講師:澤田・上松
所要時間:45分間
テーマ:【働き方改革OJTを実りあるものにするために】
研修内でのワーク中は各テーブルにつないだパソコンカメラで講師も各班の様子を知ることが出来ました。
各班のカメラからだけでは伺えなかった様子は、担当の先生から澤田へ共有していただきました。
(各テーブルにパソコンが用意できなくても問題ありません。)
「オンラインシステムを使っての研修は初めて。オンラインを利用しての打ち合わせも1週間前に初めてで、こういうツールは苦手・・」という担当の先生方でしたが、「チームでの話し合いも実りあるものとなり、よかった」とのことで、オンラインの便利さと、リアルでできることにかなり近いことを感じていただけたようです。
転んでもただでは起きない!
ピンチをチャンスに!ということで、オンライン活用で働き方の可能性が広がるといいなと思います。
※ツールがない場合は弊社でご用意いたします。