川崎市教育委員会初のオンライン研修でしたがなんと50名を超える方々からの申し込みがありました。
そして今回「在宅勤務も可」ということにして、自宅から研修に参加している方々も
たくさんいらっしゃいました。
研修内容については、
「教職員一人ひとりが自身の働き方を見つめ直し、ワーク・ライフ・バランスを実現するための考え方を学ぶ」というテーマ。
学校生活する上での個人の時間の使い方を主に伝授し対話する時間となりました。
対象者は教育職員のため
小学校、中学校、高校、特別支援校など校種も様々。さらに
校長先生、教頭先生、統括教諭、教諭、事務職員と立場も様々でした。
開始前は
「子どもを迎えにいくのにいつも飛び出している」「時間の使い方を学びたい」
「ICTが苦手だから克服するきっかけになれたら」「自分は定時で帰れるけど中にはずっと残っている人も居る」と、希望者が集まっていることもあり前向きではありつつも、
ご不安な様子も見られました。
講師澤田からの講話・インプットを経て
「日常の洗い出し」「しないことを決める」など対話を通して考えを深めたり新たな業務改善のアイデア・知恵を出し合ったりしました。
最後に今日の研修を経て受講者のみなさんは自分との約束事をしました。
「必要なことに必要な時間をかけるように、みなさんの時間を整理をしていきたいと思います。対話が大事。」
「授業準備の時間を減らすために、特別支援学校での個別の指導方法を蓄積して参考にできるようにしたり、教材をストックしておいたりしたい」
「毎日帰る時間を決めて仕事をしようと思います。時間配分を意識して早く帰るようにします。」
チャットに次々と書かれていく決意に講師の目に涙が、、、。
涙を流すのは「やっとここまできた」今日をとっても楽しみにしていた川崎市在住の高安千穂さん。
「保護者として声を届けたり、教育委員会に他市の事例を知ってもらったり、、、ここにくるまで2年。ほんとに感無量。」
今回の成功の鍵は、その想いだったな、と。
その想いと、弊社のこれまでの実績がマッチした研修会でした。
教育委員会は初オンラインということで徹底的に準備をしました。
弊社のオンライン研修の経験から抽出した「ICTチェックリスト」を教育委員会にお渡しし、
それに沿って担当の方が先生方に寄り添いテスト日を設けたりと、裏方の準備を徹底的にしてくださったっていました。
成功させたい、先生に伝えたい、そんな思いが伝わってくる準備期間でした。
研修が終わった後、講師陣で振り返りをしたのですがそこでも講師陣の目に涙が、、、。
川崎市にはこんなに想いをもって先生をしている方々で溢れているんだ...。
嬉しい感動の涙です。
オンラインではありましたが、その想いをダイレクトに受け取って感動やパワーをたくさんもらいました。
またお会いしましょう!